スロープレイ

ポーカー攻略 | 中級者編

スロープレイとは、モンスターハンドを作った時に、敢えてチェックやコール等を入れる事によって相手のハンドを進展させ、利益の最大化を図るプレイです。

ただし、スロープレイは非常に熟練したスキルを持ったプレイヤーが行わなければ有効ではありません。皆さんも、AAでスロープレイしてたら相手にドローを引かれて結局自分のスタック全てを持っていかれたという経験はありませんか?アグレッシブにプレイしていれば相手を降ろせたはずで、勝ちは小さくなるかもしれませんが少なくともスタック全てを持っていかれる事はなかったはずです。

初心者にスロープレイが推奨されない理由はこれです。AAが来るたびにスロープレイをして、10回に8回小さく勝ち、残りの2回で自分のスタックを全て失っていては元も子もないのです。

実例を見せる前に、しっかりと注意喚起しておきます。ポーカースキルを伴わないスロープレイは殆どの場合逆効果です。

では、スロープレイが効果的な局面とスロープレイすべきでない局面とを実例を挙げてみていきます。


全員が200ドルのスタックを持っている1ドル/2ドルのテーブルです。

あなたはBTNで66を持っています。

アーリーポジションのタイトプレイヤーが6ドルにレイズしてきました。あなたはBTNでジャストコールしました。SBとBBはフォールドしています。

フロップ(15ドル):256

あなたはフロップでセットを引き、殆どナッツを持っているはずです。(34でタイトプレイヤーがレイズする事は考えにくい)

相手はチェックしました。

さて、あなたは自分のハンドが強いのでベットすべきです。ただ、相手がオーバーペアを持っていればベットしてくるはずです。このボードで相手が強い役を作っている可能性は殆どゼロです。

あなたは相手のハンドをAQ+等のエースハイと予想しました。今ベットすると相手がフォールドしてしまうため、チェックバックしてAやK、Qが落ちる事を祈ります。

ターン(15ドル):256A

相手は12ドルをベットしました。

嬉しいカードがでました。相手は恐らくトップヒットさせたはずです。あなたはブラフとも取れるように大きく40ドルにリレイズしました。

相手は少し悩んでからコールしました。

リバー(95ドル):256A10

ストレートもフラッシュもできない超ドライボードです。相手はチェックしましたが、このボードではトップペアは降り辛いはずなので、あなたはバリューベットとして75ドルをベットしました。

相手はコールし、AKをショウ、あなたのセットは245ドルのビッグポットを獲得しました。

これは非常にわかりやすい局面です。あなたのハンドはほとんどベストハンドであり、相手のAハイをフォールドさせないためフロップチェックバックしています。こういったスロープレイは一番わかりやすく、かつ大事故になりにくいスロープレイです。

もしフロップでストレートドローやフラッシュドローの可能性があればアグレッシブにプレイすべきです。今回は相手がAxを持っていると予想しており、かつドライボードであり逆転されにくいのでスロープレイが効果的となります。

スロープレイをした事によりバリューを逃した局面

同じく、全員が200ドルのスタックを持っている1ドル/2ドルのテーブルで、あなたはBTNで66を持っています。

アーリーポジションのタイトプレイヤーが6ドルにレイズしてきました。あなたはBTNでジャストコールしました。SBとBBはフォールドしています。

フロップ(15ドル):2A6

あなたはミドルセットを引き、ポケットAAには負けていますが、殆どの場合ベストハンドだと感じています。

相手は12ドルをベットしてきました。

あなたは相手のハンドをTPTK辺りと予想し、相手に最大限ミスをさせるためジャストコールに留めました。

ターン(39ドル):2A67

ターンで3枚目のハートが落ち、相手はチェックしました。

あなたは相手がフラッシュに怯えていると感じ、小さく20ドルをベットしました。相手は少し悩んだ後コールしています。

相手がAヒットだとすると、Aのハートがボードに落ちている時点で彼はフラッシュを作れないのです。

リバー(79ドル):2A678

恐れていた事が起きました。相手はチェックしていますが、Axのハンドを持っている事は殆ど間違いなく、Xの方のスーツがハートでない保証はありません。

あなたはフラッシュに負けた事を恐れチェックしました。

相手はAKをショウし、あなたのセットはポットを獲得しました。

ここであなたが「よかった、ポット取れた~」などと感じるようであれば、あなたはまだまだ学ぶ事があります。

フロップまで遡ってください。もしあなたがリレイズをしていれば、相手はフラッシュドローを降ろすため、かつセットやツーペア以外には負けていないのでリレイズオールインしていたでしょう
または、もしあなたがフロップでリレイズオールインしていたら、相手はTPTKでコールしている可能性が非常に高いです。

あなたがスロープレイをした事により、3枚目のハートが相手を恐れさせてしまい、相手はチープショウダウンを狙いにきています。終いには、4枚目のハートがでてしまいあなたは逆転されるリスクまでありました。あなたのスロープレイは相手のスタック全てを獲得するチャンスを捨ててしまったのです。

スロープレイをするのであればしっかりとボードを見て、相手が何を持っているのか?次に何が落ちたら相手が恐れてしまうのか?等を考え、合理的な選択をする事が重要です。基本的に、フロップでワンペアを作っている時、ターンやリバーで嬉しいカードは5枚しかありません。その5枚以外はすべて相手にとって恐れるべきカードだと考えると、スロープレイがあまり有効ではない事がわかるかと思います。

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