ポーカーの話をするにあたり、いくつかの用語を知っておかなければなりません。
ここでは、基本的な用語のみを解説しておきます。他にもポーカー独自の専門用語はたくさんありますが、都度説明・解説していきます。
カードの強さ(ランク)
カードに記載されている数字の大きさ(ランク)によって強さは決まります。ポーカーにおいては、Aが最も強く2が最弱です。
皆さんが遊んだ事がある大富豪等は、2が最も強く3が最弱だったはずです。ポーカーはそれと異なりますので注意してください。
また、ポーカーではジョーカーを使用しません。
以下にてランクが高い順に表記方法をまとめています。
- A:エース
- K:キング
- Q:クイーン
- J:ジャック
- T:テン
- 9:ナイン
- 8:エイト
- 7:セブン
- 6:シックス
- 5:ファイブ
- 4:フォー
- 3:スリー
- 2:デュース
カードの色(スーツ)
カードに記載されている4種類のマークの事です。これをスーツと言います。
例えば以下は左からAのスペード、クラブ、ダイヤモンド、ハートです。
A♠A♣A♦A♥ハンドの表記方法
以降の記事においては頻繁にハンドを絡めた解説が登場します。
海外のハンドレビューサイトなどを見る時も役に立つので、覚えておきましょう。
例えば、A♣K♣を表記する際は、AcKc(エースクラブとキングクラブ)と表記します。
- A♥ = Ah(エースハート)
- 8♣ = 8c(エイトクラブ)
- 5♦ = 5d(ファイブダイヤモンド)
- 2♠ = 2s(デューススペード)
また、ハンドのスーツが同一の時は以下の様に表記されるのが一般的です。
ATs(エーステンスーテッド)
ここでのsは「スーテッド」と呼び、スーツが同一である事を意味しています。
例:A♣10♣、A♥10♥など
逆に、ハンドのスーツが同一でないときは以下のように表記します。
ATo(エーステンオフスーツ)
ここでのoは「オフスーツ」と呼び、スーツが同じではない事を意味しています。
例:A♣10♥、A♠10♦など
最後に、任意のランクを表すXを使用した表記方法も存在するので紹介しておきます。
Axs(エースエックススーテッド)やAxo(エースエックスオフスーツ)
ここでのxというのはランクを特定せず、「Aと何か」といったハンドを表しています。
例えば、Axsは、A♣10♣、A♥8♥等、「Aともう1枚のカード」の組み合わせで、かつ、同じスーツを持ったハンド全てを指しています。
こういった表記が必要なのはもう1枚のカードを敢えて特定せずともAをもっているか否かという事が判断に影響する状況で使われます。
詳しくは後々解説しますが、この表記方法も覚えておきましょう。
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