テキサスホールデムは世界で最も有名なポーカーの1つであり、ギャンブルではなく実力が如実に影響するゲームです。
一般的にはテーブルを2人~10人で囲ってプレイします。

プレーヤーは、伏せた状態で配られる2枚のカード(ホールカード)と参加者全員が確認できるボードの5枚のカード(コミュニティカード)の計7枚の内、最も強い組み合わせとなる5枚を使用して勝負します。

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。


カードを配る前に、参加するプレイヤーはテーブルを囲んで座ります。ポーカーにおいて隣のプレーヤーが誰かというのは非常に重要な事ですので、身内でポーカーする場合はじゃんけん等でランダムに決めておきましょう!
カジノでのキャッシュゲーム等をプレーする場合は基本カジノ側からどこに座るか指示されるので悩む必要はありません。

次に、ディーラーボタンの開始位置を決めます。ディーラーボタンはその名の通り、少し大きい白いチップに「DEALER」と書かれています。
ディーラーボタン(以後ボタン or BTN)の位置も非常に重要です。現時点では一番有利なポジションと覚えておけばいいでしょう。

ではカードを配っていきましょう!

カードを配る

カードを配る人(ディーラーボタンとは異なります)は誰でも大丈夫です。身内ポーカーの場合は、最初に1人カードを配る係を決め、30分ずつで交代していきましょう。カジノであればカジノ側がすべて行ってくれます。
カードを配る人は、プレイヤー全員に2枚ずつカードを裏向きにして配ります。

カードを配る際の注意点
カードはスモールブラインド(SB)から配り始め、ボタンのプレーヤーで配り終わるようにする事です。
テキサスホールデムは時計回りにそれぞれのプレーヤーがアクションしていくので、配る順番も時計回りにしましょう。

SBとはボタンの左隣のプレーヤーのことです。SBのプレーヤーは予め決められた額のチップをテーブルに出しておかないといけません。
SBのさらに左隣をビッグブラインド(BB)と呼びます。BBのプレーヤーもSBと同じく予め決められた額のチップを出しておかないといけません。この額は大抵SBの2倍です。
このSBとBBの強制ベットをブラインドといいます。SB1ドル-BB2ドル等のように大抵の場合BBはSBの2倍です。

ここでは例として、10人テーブルのSB1ドル-BB2ドルとして説明していきます。カードが配られた時点では下のようになっています。

1回目のベッティング「プリフロップ」

カードが2枚配られたら、その2枚のカードで勝負を続けるか、降りるかを判断します。この1回目のラウンドをプリフロップと言います。

この最初のアクションは、BBの左隣の人から時計回りに行っていきます。このBBの左隣の人をアンダーザガン (Under the gun)と呼び、現時点では最も不利なポジションと思っておく位で大丈夫です。以後「UTG」と表記していきます。

プレーヤーができるアクションは以下です。

  • フォールド:ゲームから降りる事です。
  • チェック:パス、アクション保留の事です。チップを1ドルも賭けずに次のプレーヤーにアクションを回します。誰もチップを賭けてない場合のみ可能です。
  • ベット:チップを賭ける事です。あなたがそのラウンドで最初にチップを賭ける場合、ベットと呼びます。
    • ベットには最低額があり、BBと同額以上である必要があります。つまり、BBが2ドルのゲームで1ドルはベットできません。
  • コール:誰かのベットに対して同じ額を出す事です。
  • レイズ:ベットしているプレーヤーに対して、その金額に上乗せしてチップを賭ける事です。
    • レイズにも最低額があります。ベット額の2倍以上です。自分より前に5ドルベットしている人がいたとしたら、10ドル以上にしなければなりません。
  • リレイズ:レイズに対して更に上乗せすること。以降はリリレイズ、リリリレイズ、、、と続いていきます。
    • リレイズにも最低額があります。レイズの上乗せ額を足した数以上です。例えば、Aさんが5ドルベットした後、Bさんが18ドルにレイズしたとしましょう。上乗せ額は18ドルー5ドル13ドルです。あなたがリレイズする場合は18ドルにこの13ドルを足した31ドル以上にしなければなりません。すこし複雑なので、最初はとりあえずベット額/レイズ額の2倍以上にしないといけないんだなと覚えておきましょう。

さて、プリフロップのアクションはUTGから開始です。すでにSBが1ドル、BBが2ドルのチップを払っていますので、UTGが取れるアクションはフォールド、コール、レイズのいずれかになります。すでにチップを賭けている人(SBとBB)がいるのでチェックできない事に注意してください。

アクションはUTGから時計回りに進んでいき、BTNまでが同様にアクションします。
ここまで行くと、全員がチップを賭けているか、フォールドしているかの状態です。SBとBBは既に払っているブラインドに追加してそのゲームに参加するかどうか判断します。このようにプリフロップのみ、SBとBBがBTNより後にアクションします。

UTGから3人がフォールドし、BTNが6ドルにレイズしました。SBとBBは同額の6ドルを出してコールするとします。この時、SBは既に1ドルを強制ベットで払っているので、5ドルを追加してコールする事ができます。
SBは今回はコールしましたが、既に払っている1ドルを諦めてフォールドするか、更にレイズするかという選択肢もありました。BBも同様です。

最終的にBTNとSB、BBがそれぞれ6ドル払って残りました。

この3人が賭けた金額の合計は18ドルです。ディーラーはこのチップを集めてテーブルの真ん中に持っていきますが、このチップの山を「ポット」と呼びます。

2回目のベッティング「フロップ」

プリフロップが終わり、参加者がチップを払った後は、2回目のベッティングラウンドの「フロップ」が始まります。

カードを配る人は、カードの山の1番上のカードを裏側のまま1枚捨て、そのあと3枚のカードを表向きにして場の中央(ボード)に出します。この表向きでボードに出る3枚のカードを「フロップ」と言います。

裏側のまま1枚捨てる動作をカードを「バーン」するといいます。カードの裏の部分の傷などからプレーヤーがボードに落ちるカードを予測するのを防ぐというイカサマ防止の役割を担っています。

フロップは以下の様にA2Kが出たとします。

フロップが出ると、ボードの3枚のカードと手元の2枚のカード、計5枚のカードが自分のハンドになります。
この時点で既に、7枚のカードの内5枚が明らかになっています。つまり、フロップで自分のハンドの強弱が大体決まるのです。

この状態でSBから時計回りにアクションしていきます。プリフロップではUTGからでしたが、フロップ後はSBが最初にアクションします。

フロップ以降のアクションでは次の3パターンの内どれかが起きます。

  • 全員がチェック(チェックアラウンド)→ 全員次のラウンド「ターン」へ
  • 誰かがベット(レイズ)し、誰かがコール → ベット(レイズ)した人とコールした人が次のラウンドへ、フォールドした人は次のラウンドには参加できない
  • 誰かがベット(レイズ)し、他の人が全員フォールド → ベット(レイズ)した人がポットを獲得

フロップでハンドが弱い場合はチェックやフォールドするのが普通です。ただ、ポーカーでは自分以外の全員をフォールドさせる事ができれば、ポットを獲得する事ができます。相手の様子を観察して、相手が弱いハンドだと思えば積極的にベット・リレイズしていくのもポーカーの醍醐味です。これがブラフと呼ばれるものです。

ここではSBが10ドルをベットし、BBがコール、BTNがフォールドして残り2人となったと想定しましょう。

3回目のベッティング「ターン」

ターンにおいては、フロップと同様ボードにカードが表向きでおかれますが、その枚数は1枚です。
つまり、ターンに参加したプレイヤーは手元の2枚のカードと、ボードの4枚のカードの計6枚から最も強い組み合わせの5枚でハンドを作ります。

ここでもフロップと同様ベッティングアクションを行い、誰か勝者が決まりポットを取るか、残った参加者で最後のベッティングラウンドに進む事になります。

さあ、ここではSB、BBともにチェックしました。

4回目(最後)のベッティング「リバー」

リバーでも更に1枚のカードがボードにでます。これによって、テキサスホールデムで使うすべてのカードが出た事になります。

ここでも同様にアクションをSBから時計回りに行って、2人以上の参加者が残ればショウダウン(ハンドを明らかにして役の強さを比較する)、1人以外全員がフォールドした場合は最後に残った1人がポットを獲得し、ゲーム終了です。

ショウダウンの場合、プレイヤーは自分の2枚のカードを明らかにし各々の役を比較します。強い役を作った方の勝ちとなり、勝ったプレイヤーがポット全てを獲得します。
また、ショウダウンする順番も決まっています。リバーで強気に賭けていた方(ベットやレイズ)のプレーヤーが先に見せる決まりになっています。もし、リバーでそういった積極的なアクションが無ければSBから時計回りに公開していく事になります。

さて、今回はリバーでSBが30ドルベットし、BBはコールしました。ポットの合計は98ドルでショウダウンになります。
この場合はリバーで強気に賭けたSBからハンドを見せる事になります。

SBのハンドはフラッシュです。BBはストレートなので、SBの勝ちとなります。

SBのハンド:AKQ102→エースハイフラッシュ
BBのハンド:AKQJ10→エースハイストレート

次のゲームへ

一連のラウンドが終わり、勝者が決まったら次のゲームが始まります。カードを配る人は新しいカードを2枚ずつ配ります。

それに伴い、BTNの位置も1つずつ時計回りにずらします。つまり、SBだった人が次のゲームのBTNになります。1ゲーム終わる毎にBTNを移動させていく事で、2回連続でBBになって強制ベットさせられるといった不公平な事が起きないようにしています。

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